
次世代グローバルネットワーキング
ケーススタディ
DSC-IPV6・仮想ネットワーキング・グローバルインフラ
世界中の衛星・通信企業が、陸・空・海のどこでもインターネットを利用できるようにするミッションを支援。私たちは衛星・ワイヤレス・クラウド・セキュリティ技術を進化させ、組織が宇宙からリアルタイムでテラバイト級データを安全に送信できるようにしています。
ビジョン
IPv4アドレス枯渇とインターネット接続需要の増加に対応し、顧客の円滑かつ途切れない通信を実現するため、IPv6デュアルスタックの導入を決定しました。
シナリオ
既存ネットワークインフラとシームレスに連携するIPv6デュアルスタックの設計・実装
- 最大の課題は、既存ネットワークインフラとシームレスに連携するIPv6デュアルスタックの設計・実装でした。
- ISPが提供する現行サービスに一切の影響を与えないことが求められました。
- IPv4からIPv6への移行は、エンドユーザーにとってスムーズかつ透明でなければなりませんでした。

実施内容
コントローラベースの集中型ネットワークアーキテクチャを実装し、ネットワークコントローラがIPv4とIPv6間のトラフィック制御を担いました。
IPv6デュアルスタックを包括的にサポートするオープンソースのOpenDaylight(ODL)コントローラを活用。
ODLコントローラはIPv4とIPv6ネットワーク間の仲介役として機能し、必要に応じてプロトコル変換を実施。
IPv4とIPv6間の通信・プロトコル変換を担うソフトウェアコンポーネントを開発。
ルータやスイッチのネットワークインターフェースを管理するため、ODLコントローラ用のカスタムネットワークドライバを作成。
IPv4とIPv6間のトラフィックを動的に変換するネットワーク変換モジュールを構築。




体験の主な特徴
インパクト
既存ネットワークインフラとシームレスに連携するIPv6デュアルスタックの実現
広大なアドレス空間
IPv6は128ビットアドレスを採用し、約340澗(2^128)のユニークアドレスを提供。IPv4の32ビット(約43億)と比べ、アドレス枯渇問題を根本的に解決します。
セキュリティ強化
IPv6はIPsecサポートを必須化し、暗号化・認証を標準搭載。IPv4ではオプションだった安全なデータ通信を実現します。
モビリティ強化
IPv6はMobile IPv6をサポートし、アドレス変更なしでシームレスなデバイス移動を実現。モバイルネットワークやIoT機器に最適です。
● お客様の声
お客様からのフィードバック
私たちと協力してきた方々からの信頼の声をご紹介します。

“私はデータテンプレートとAnilと数年にわたり、複数の会社で一緒に仕事をしてきました。データテンプレートは非常に多才で誠実です。私たちは5G組み込みコントローラーから衛星通信、SaaSに至るまで、さまざまな製品で協力しました。彼らはモバイルアプリから複雑な組み込みリアルタイムソフトウェアまで、あらゆる分野でスキルを持っています。経営陣は非常にオープンで親しみやすく、フィードバックを非常に真剣に受け止めています。”
パワン・ウベロイ
バイスプレジデント エンジニアリング, ViaSat Inc, アメリカ合衆国